リモートワークをするときの7つのマイルール

もしオフィスをでなければいけないのであれば、犬の散歩に行きますね!

この記事は
https://aliceevebob.com/2019/08/13/my-7-rules-for-remote-work-sanity/
を翻訳したものです。
この10年から15年の間、ほとんど時間、リモートで仕事をしています。
ラッキーなことに私の仕事はリモートワークがぴったりで、勤めているRed Hatもその環境を整えてくれています。

例えばお客様とオンサイトの会議が多くあったり、主要なサービスコンポーネントに従事しているなど、全ての仕事がリモートワークに合うわけではもちろんないですが、多くの組織がリモートワークを検討しています。

また、なるべく「家から働く」「家で働く」などのフレーズをなるべく避けるようにしています。
後者のフレーズの方が良さそうだ、と聞いたこともありますが、多くのリモートワーカーにとっては正確な言い方ではないでしょう。

実際、私の職種にぴったり合う言い方でもありません。
私の仕事はリモートで、会社によって机や椅子、会議室やインターネットアクセスが準備された仕事場はないのですが、いつも家で過ごしているわけではありません。

一ヶ月に平均して3日から1週間ほどは出張です。カンファレンスで講演したり、実際会っての打ち合わせだったりがあるのです。
この間、大体は連絡のつく状態であり、メールをチェックできることになっています。緊急の連絡やメールにも関わらず出張の機会は増えたり減ったり、です。

オープンソース

私がリモートで働ける理由の一つに、勤めているのがオープンソースソフトの会社であることもあります。
今、Enarxというとてもクールなプロジェクトに従事しています。そのソフトに貢献している仲間は欧米にいて、それ以外にも世界中から問い合わせがきます。

スタンドアップ会議はバーチャルでビデオを使います。
プロジェクトからは少なくとも二人は参加し、私は大体はデスクの横で実際立って参加します。

コードは全てgithub(もちろんオープンソースです!訳注:ブログの発信当時は、です。今はマイクロソフトに買収されています)を使っていて、頻繁に顔を合わせる必要も特にありません。
例えば特別な機会にはどこにいてもケーキを買って一緒に祝い、ステッカーをラップトップにつけて、ブランドとチーム感を大切にしています。
チャットとIRCのチャネルがあって色々な方法でコミュニケーションをしています。
まだ小さなチームですが今の所うまくいっています。
リモートチームとどのように働くかのアドバイスはOpensource.comにたくさん載っています。

環境

出張していないときは基本、自宅にいます。天気にもよりますが通勤もします。30〜45秒の短い通勤です。
私のオフィスは家とは別れていて庭にあり、オフィスチェアやデスク、ラップトップのドッキング、モニター、ウェブカメラ、電話、キーボードとプリンターがあり、部屋の中ははっきりと仕事関連のものだけです。

仕事をする環境を作るのに、大切なものもあります。人によって違うでしょうが、私の場合はこんな感じです。

・ソノス。アンプと良いスピーカーに接続したホームサウンドシステム。
・ソファ。大体、飼っている犬に占領されています。時々猫。
・本棚。本が床に散らばらないように。
・紅茶を淹れるファシリティー。私はイギリス人なので、これは最重要。
・冷蔵庫。紅茶に入れるための牛乳、ビールとワインが入っています。(ご心配なく。就業時間中に飲酒はしません。メインキッチンの冷蔵庫に入らなかったんです)
・大きく開く窓と夏に必要なブラインド(エアコンはありません。先ほど言ったでしょう?私はイギリス人なので)
・床暖房と暖炉。冬に必要です。(床暖房は暖炉が暖まるまで必要なのです)
・NUCのパソコンとモニター。仕事にあまり関係ない作業をするため
・蜘蛛も少々

何が必要かはワークスタイルにもよりますが、仕事に関係ないものが実は大切です。まあ、蜘蛛は要らないかもしれませんが。
これは仕事場を心地よくするためなのです。
例えば集中するために音楽をよく聞きます。飼っている犬や猫とソファーに座って、大量のドキュメントを読みます。
お茶を淹れる場所と冷蔵庫がなければ、米国人になっちゃいます!

マイルール

どうやったらうまくいくでしょう。

まずは私たちのほとんどは、他の人と連絡をすることが好きですよね。

リモートワーカーの中にはシェアワークスペースを借りてそこで働く人もいるでしょう。そういう人はオフィスの環境が好きだったり、仕事に集中できる場所が自宅にないのかも知れません。

他にもコーヒーショップやボート(羨ましい!)で働く人もいるでしょう。一年の半分をオフィスで過ごし、残りを別荘で働く人もいるでしょう。

どのようにするにしろ、あなたにとって最適な場所を探すのが大切です。
以下は私がよくやること、その理由です。

1 なるべく仕事をする時間を決めましょう。
公式的には(同僚の皆さんへFYI、イントラに載っています)イギリス時間午前10時から午後6時まで働いています。
これは、多くの米国の同僚の働いている時間に重なっていて、朝はジョギングやサイクリングをしたり、犬と散歩しています。(下記参照)
最近はあまり時間はないですが、時間を柔軟的に前後させて、大体決まった時間を働くようにしています。

2 ちゃんと起床して紅茶を一杯頂く
オフィス環境にいると大体、他の人の会話やお茶のお誘い、会議室でのミーティングやランチに出かける、などでいい意味で邪魔が入ります。
このようなことは自宅ではありません。なので、ちゃんと体を動かしてデスクに3〜4時間座りっぱなしにならないようにしています。
座りっぱなしは健康によくないですし、作業が非効率になります。
もちろんお茶をもっと楽しめるようにするのも大切です。

3 体を動かさないでいると、通知してくれるアプリ
新しいものですがとても気に入ってます。
一時間体を動かさないと、時計(携帯やPCでもあるでしょうけど)がエクセサイズをするように、と教えてくれます。
他にも色々勧めてくれるのですが、大体無視して、紅茶をいただきます。(なぜだかは、もうわかるでしょう?)

4 デスクの上下稼働機能を有効活用
立ったり座ったりしながら、体勢を変えるようにしています。
姿勢にもいいですし、もっと体に気をつけるようになります。

5 犬の散歩
外に出て少し考え事をしたい時や少しメールの長いディスカッションから離れたい時には、犬の散歩に出かけます。
ずっと仕事のことを考えていないとしても、散歩に行くのは効率的な仕事にとても有効ですし、長目の散歩になってしまってもその日は少し多めに働いて調整します。

6 家族とのルール
私の家族は、私がオフィスにいるときは働いていると知っています。
電話で連絡することも、それが無視される可能性があることも、もしかしたら窓から今時間があるか覗きこむこともあります。でももし対応できなかったら、しません。
例えば紅茶用の牛乳がない!などの緊急事態には相談次第で調整するので、ケースバイケースですね。

7 カフェで紅茶を頂く、大抵はケーキも。
時々違った環境に行ったり、実際に人と話をしたいこともあります。
そんな場合には車に飛び乗って10分、カフェに行きます。
美味しいケーキと紅茶を出すお店を知っているんです。

上に挙げたものは全ての習慣ではないかもしれませんが、私の日常を保つのに大切な事です。

皆さんのルールは違ったものかもしれませんが、ルールを作り、同僚や友達、家族にそのルールがあることを知ってもらうことはとても大切です。

リモートワークは簡単なことではなく、規則化しなければいけないことがあります。でもそんな規則によって、8時間座りっぱなしを防いで、ゆとりが生まれるのです。
元の記事:https://aliceevebob.com/2019/08/13/my-7-rules-for-remote-work-sanity/
2019年8月13日 Mike Bursell

Author: Yuki Kubota

Cloud sales specialist for Telco customers, worked in R&D of Telco equipments for Security area. モバイル通信機器のセキュリティ部分の開発に従事、通信事業者向けクラウドセールス

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